第79回アカデミー賞

いろいろ微妙。

エレンがおとなし過ぎてびっくり。インターナショナルな候補作にあわせて、地味にアーティスティックにやってくから黙ってらっしゃい！と言われたんでしょうか。折角念願の司会になれたのに。
来年は８０周年だから！！！と、口説かれてるはずのビリー・クリスタルに期待しよう。
それとも、もういっそウィル・ファレル＆ジャック・ブラックとかフライ＆ローリーにしてみるかね？！

折角インターナショナルな候補作だったのに、スペインがメキシコだったり香港が日本だったり、結局主要部門受賞はアメリカ人ばっかりだったり（主演女優賞はイギリス人だけど）、温暖化防止映画は受賞しても反戦映画は受賞できなかったり。

６度目の正直の受賞がリメイクってどうなんだろう。とりあえずオリジナルのインファナルアフェア見てからディパーテッド見ようと思ってるうちに公開終わっちゃいそうだなあ。

つるべは好きだが、よく考えたらアミン大統領なんだ・・・み、見る度胸ないかも。うひー。
ピーター・オトゥール残念。名誉賞もすでにもらっちゃってるし。なんでアラビアのロレンスの時にあげておかないんだ！と思ったら、この年はアラバマ物語のグレゴリー・ペックだったのだ。アメリカの映画賞だもの、しょうがない・・・のかな。

でもポール・ニューマンにハスラー２であげたり、アル・パチーノにセント・オブ・ウーマンであげたり、ジャック・ニコルソンに恋愛小説家であげたり。そうかと思えば、後で考えたらなんであんなのにあげちゃったんだろう？とアカデミー会員自身が首ひねってるのもいっぱいありそうだなあ・・・。
 
そして今回はグラミーよりもかぶりつきで生放送見てたので、結果として生まれて初めて世界のキムタクさんが1分以上喋ってる所を半強制的に見続ける羽目に。なんかこー物事のうわっつらしか見られない相当頭脳に恵まれない可愛そうな子だったんだなあということがよくわかりました。そしてお局さんか小姑か意地悪なオカマかというくらいにアシスタントの女の子をいじめまくるオネエな本性全開。確かになんかこー足らん感じの女の子だったけど、あのイジり方は意地悪すぎというか。もうジョン川平一人で映画の薀蓄をほどほどに語ってくれればそれでよかったような。

数年前だったけどトニー賞の人選は最高だったのになあ（←島田歌穂、唐沢寿明、川平慈英の顔からして舞台を取ったら生きていけなさそうな人たち）。来年からはもっとちゃんと映画好きの人がゲストに来ますように！