BBC秋冬ドラマのラインナップが豪華すぎる件について

前の記事でご紹介したAccused以外にも、お涙頂戴的なテーマにも関わらず、Guardianにすら絶賛されてしまったほど感動的らしい Single Father に10th Doctor David Tennantが主演。タイトルそのまんまですが、妻に突然先立たれた若い父親が、妻の連れ子も含む4人の子育てに奮闘する物語。デイヴィッド・テナントが「普通の人」の役をやる、たぶん非常に珍しい作品

11th Doctor Matt Smithが1930年代の退廃的なベルリンで自分探しをする英国青年を描いた Christopher And His Kindは、かなりブロマンスというかゲイ要素高そうです。マット・スミスのファンなら楽しめそう。

他に、デイヴィッド・モリシー David Morrisseyが、女流作家Winifred Holtbyの遺作で、1930年代のヨークシャーを舞台にしたSouth Ridingに主演。

クリストファー・エクルストンは、ニール・ジョーダン組のスティーヴン・レイ共演で、スリラーThe Shadow Lineにも主演。かなりダークな作品のようです。

既に放送済みですが、エマ・トンプソンアラン・リックマンの The Song of Lunchも気になります。Christopher Reidの詩を元にした50分の単発ドラマ。エマの旦那さんのグレッグ・ワイズが持ち込んだ企画だそうです。「詩のドラマ化?ハァ?」と言う感じでBBCも最初は乗り気じゃなかったようですが、キャラクターが立っていて、実現可能と判断された模様。それでこのキャストになってしまうBBCも凄いですが。

変わり種では、前出のThe Thick of ItのタッカーさんことPeter Capaldiが畏れ多くも東方三博士の一人、バルタザール Balthasarを演じるThe Nativity(イエス・キリストの聖誕)。タッカーさんのイメージしかないので、聖書の登場人物を演じる様子が想像出来ませんが、楽しみです。

なんだかBBCドクターフーに頼りすぎな気もしますが、どれも面白そうなので、日本で放送・・・までは行かなくても、DVDが発売されることを願います!特にSingle FatherとSouth Riding!

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