第68回ゴールデングローブ賞結果速報（映画部門）
＜Cecil B. DeMille Award（功労賞）＞
プレゼンターはマット・デイモン。ウケ狙いで「グッド・シェパードで共演するまでデ・ニーロは聞いた事がなかった」と言ったら、デ・ニーロ先生には冗談が通じなかったようで・・・。マットの明日はどっちだ。
＜作品賞（ドラマ部門）＞
- 『ブラック・スワン』
- 『ザ・ファイター（原題） / The Fighter』
- 『インセプション』
- 『英国王のスピーチ(原題）/ King's speech）』
- 『ソーシャル・ネットワーク』
下馬評通りソーシャルネットワークが受賞。
＜主演女優賞（ドラマ部門）＞
- ハリ・ベリー 『フランキー・アンド・アリス（原題） / Frankie and Alice』
- ニコール・キッドマン 『ラビット・ホール（原題） / Rabbit Hole』
- ジェニファー・ローレンス 『ウィンターズ・ボーン（原題） / Winter’s Bone』
- ナタリー・ポートマン 『ブラック・スワン』
- ミシェル・ウィリアムズ 『ブルー・バレンタイン（原題） / Blue Valentine』
こちらも下馬評通りナタリー・ポートマン。百年の声もさめそうな笑い声をあげてしまい、スピーチが微妙だった模様。
＜主演男優賞（ドラマ部門）＞
- ジェシー・アイゼンバーグ 『ソーシャル・ネットワーク』
- コリン・ファース 『英国王のスピーチ』
- ジェームズ・フランコ 『127 アワーズ（原題） / 127 Hours』
- ライアン・ゴズリング 『ブルー・バレンタイン（原題） / Blue Valentine』
- マーク・ウォールバーグ 『ザ・ファイター（原題） / The Fighter』
＜作品賞（ミュージカル・コメディ部門）＞
- 『アリス・イン・ワンダーランド』
- 『バーレスク』
- 『ザ・キッズ・アー・オールライト（原題） / The Kids Are All Right』
- 『RED/レッド』
- 『ツーリスト』
今年はこの部門のノミネーションがちょっとヘン。そもそもツーリストとキッズはコメディなのでしょうか・・・。
＜主演女優賞（ミュージカル・コメディ部門）＞
＜主演男優賞（ミュージカル・コメディ部門）＞
- ジョニー・デップ 『アリス・イン・ワンダーランド』
- ジョニー・デップ 『ツーリスト』
- ポール・ジアマッティ 『バーニーズ・バージョン（原題） / Barney's Version』
- ジェイク・ギレンホール 『ラブ・アンド・アザー・ドラッグス / Love and Other Drugs』
- ケヴィン・スペイシー 『カジノ・ジャック （原題）/ Casino Jack』
2部門でノミネートのジョニー・デップにポール・ジアマッティが勝ちました。おめでとう！
＜助演女優賞＞
- エイミー・アダムス 『ザ・ファイター（原題） / The Fighter』
- ヘレナ・ボナム＝カーター 『英国王のスピーチ』
- ミラ・クニス 『ブラック・スワン』
- メリッサ・レオ 『ザ・ファイター（原題） / The Fighter』
- ジャッキー・ウィーヴァー 『アニマル・キングダム（原題） / Animal Kingdom』
＜助演男優賞＞
- クリスチャン・ベイル 『ザ・ファイター （原題） / The Fighter』
- マイケル・ダグラス 『ウォール・ストリート』
- アンドリュー・ガーフィールド 『ソーシャル・ネットワーク』
- ジェレミー・レナー 『ザ・タウン』
- ジェフリー・ラッシュ 『英国王のスピーチ』
ザ・ファイターが助演賞を男女ともに受賞。
＜作品賞（アニメーション）＞
- 『怪盗グルーの月泥棒 3D』
- 『ヒックとドラゴン』
- 『イリュージョニスト』
- 『塔の上のラプンツェル』
- 『トイ・ストーリー3』
シリーズ最終作のトイ・ストーリー3が有終の美。
＜外国語映画賞＞
- 『ビューティフル（原題） / BIUTIFUL』 スペイン/メキシコ
- 『ザ・コンサート（原題） / THE CONCERT』 フランス
- 『ジ・エッジ（原題） / THE EDGE』 ロシア
- 『アイ・アム・ラブ（原題） / I AM LOVE』 イタリア
- 『イン・ア・ベター・ワールド（原題） / IN A BETTER WORLD』 デンマーク
リッキー・ジャヴェイス「アメリカ人にとって一番どうでもいい賞です」そうですねw。
＜監督賞＞
- ダーレン・アロノフスキー 『ブラック・スワン』
- デイヴィッド・フィンチャー 『ソーシャル・ネットワーク』
- トム・フーパー 『英国王のスピーチ』
- クリストファー・ノーラン 『インセプション』
- デヴィッド・O・ラッセル 『ザ・ファイター（原題） / The Fighter』
デイヴィッド・フィンチャー受賞。これでアカデミー監督賞初受賞はほぼ間違い無し？
＜脚本賞＞
- ダニー・ボイル、サイモン・ボーフォイ 『127 アワーズ（原題） / 127 Hours』
- リサ・チョロデンコ、スチュアート・ブルムバーグ 『ザ・キッズ・アー・オールライト（原題） / The Kids Are All Right』
- クリストファー・ノーラン 『インセプション』
- デヴィッド・サイドラー 『英国王のスピーチ』
- アーロン・ソーキン 『ソーシャル・ネットワーク』
ソーシャル・ネットワークが作品、監督、脚本の主要3冠。
＜オリジナル作曲賞＞
- アレクサンドル・デスプラ 『英国王のスピーチ』
- ダニー・エルフマン 『アリス・イン・ワンダーランド』
- A・R・ラフマーン 『127 アワーズ（原題） / 127 Hours』
- トレント・レズナー、アッティカス・ロス 『ソーシャル・ネットワーク』
- ハンス・ジマー 『インセプション』
音楽賞もSNです。ってジマー先生のは厳密には「オリジナル」じゃないからなあ。
トレント・レズナーを大音響で聞くべく映画館行こうかな。
＜オリジナル歌曲賞＞
- 「バウンド・トゥ・ユウ」 『バーレスク』
- 「カミング・ホーム」 『カントリー・ストロング（原題） / Country Strong』
- 「アイ・シー・ザ・ライト」 『塔の上のラプンツェル』
- 「ゼアズ・ア・プレイス・フォー・アス」『ナルニア国物語/第3章：アスラン王と魔法の島』
- 「ユー・ハヴント・シーン・ザ・ラスト・オブ・ミー」『バーレスク』
2曲ノミネートされていたバーレスクが受賞。
