第70回ゴールデングローブ賞結果速報 (テレビ部門)

<作品賞(テレビドラマシリーズ)>

<女優賞(テレビドラマシリーズ)>

<男優賞(テレビドラマシリーズ)>

<作品賞(コメディー・ミュージカルテレビドラマ)>

  • 「ビッグバン・セオリー」
  • 「マット・ルブランの元気か〜い?ハリウッド!/Episodes」
  • 「ガールズ(原題)/Girls」
  • モダン・ファミリー
  • 「スマッシュ/Smash

<女優賞(コメディー・ミュージカルテレビドラマ)>

<男優賞(コメディー・ミュージカルテレビドラマ)>

  • アレック・ボールドウィン「30 ROCK/サーティー・ロック」
  • ドン・チードル「ハウス・オブ・ライズ(原題)/House of Lies」
  • ルイス・CK 「ルーイ(原題)/Louie」
  • マット・ルブランク 「マット・ルブランの元気か〜い?ハリウッド!/Episodes」
  • ジム・パーソンズ 「ビッグバン・セオリー」

<作品賞(テレビ・ミニシリーズ)>

  • 「ゲーム・チェンジ(原題)/Game Change」
  • 「ザ・ガール(原題)/The Girl」
  • 「ハットフィールズ&マッコイズ(原題)/Hatfields & McCoys」
  • 「ジ・アワー(原題)/The Hour」
  • 「ポリティカル・アニマルズ(原題)/Political Animals」

<女優賞(テレビ・ミニシリーズ)>

<男優賞(テレビ・ミニシリーズ)>

助演女優賞(テレビシリーズ)>

助演男優賞(テレビシリーズ)>

まとめ

ホームランドが作品賞、主演男優賞、主演女優賞。ホームランド時代到来?これでマッドメンとジョン・ハムの受賞は未来永劫ない気がしてきました・・・orz
そして、エミー賞と違って「モダン・ファミリー賞」にはなりませんでした。

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第85回アカデミー賞ノミネート

<作品賞>

今年の作品賞ノミネートは9作品。なんといっても注目は、ほとんどキャリアのない監督、素人の6歳の少女とパン屋さん(!)主演の低予算インディーズ映画「ハッシュパピー−バスタブ島の少女」。レイフ・スポール君が記者役で出演の映像美作品「ライフ・オブ・パイ」もノミネート。日本でもヒットしてほしいです。

<監督賞>

下馬評の高かったベン・アフレックキャスリン・ビグローはノミネートからもれてしまいました。レ・ミゼラブルトム・フーパーも選外に。その代わり無名の「ハッシュパピー」のベン・ザイトリン監督がノミネート。かなり番狂わせで面白い事になってきました。

<主演男優賞>

<主演女優賞>

クワヴァンジャネちゃんは9歳での主演女優賞ノミネート(撮影時は6歳)。もちろん史上最年少。

助演男優賞

この中で見た映画がアルゴだけなので、どうしてもアラン・アーキンの名演技を推してしまいたくなりますが、いずれ劣らぬ名優揃い。楽しみです。

助演女優賞

<アニメーション作品賞>

<撮影賞>

<衣装デザイン賞>

<長編ドキュメンタリー作品賞>

  • "5 Broken Cameras" Emad Burnat and Guy Davidi
  • "The Gatekeepers" Nominees to be determined
  • "How to Survive a Plague" Nominees to be determined
  • "The Invisible War" Nominees to be determined
  • "Searching for Sugar Man" Nominees to be determined

<短編ドキュメンタリー作品賞>

  • "Inocente" Sean Fine and Andrea Nix Fine
  • "Kings Point" Sari Gilman and Jedd Wider
  • "Mondays at Racine" Cynthia Wade and Robin Honan
  • "Open Heart" Kief Davidson and Cori Shepherd Stern
  • "Redemption" Jon Alpert and Matthew O'Neill

編集賞

<外国語作品賞>

  • 「アムール/Amour」オーストリア
  • 「コンティキ/Kon-Tikiノルウェー
  • 「ノー(原題)/No」 チリ
  • 「ア・ロイヤル・アフェア(英題)/A Royal Affair」 デンマーク
  • 「魔女と呼ばれた少女/War Witch」カナダ

驚いたのは「最強のふたり」がノミネートされなかったこと。すでに世界中で大ヒットしたため、あえてアカデミー賞で取り上げる必要性を感じられなかったのでしょうか。嬉しかったのは、東京国際映画祭で見た「No」のノミネート。ガエル・ガルシア・ベルナルが、ピノチェト政権の延長を問う国民投票に広告の力で立ち向かう気骨の広告屋を演じた、力強い作品でした。これを機に日本でも公開、せめてDVD発売されてほしいです。

<メイクアップ・ヘアスタイリング賞>

  • ヒッチコック(原題)/Hitchcock」 Howard Berger, Peter Montagna and Martin Samuel
  • ホビット 思いがけない冒険/The Hobbit: An Unexpected Journey」 Peter Swords King, Rick Findlater and Tami Lane
  • レ・ミゼラブル/Les Miserables」 Lisa Westcott and Julie Dartnell

<オリジナル楽曲賞>

オリジナル歌曲賞

  • "Before My Time" 「チェイシング・アイス(原題)/Chasing Ice」Music and Lyric by J. Ralph
  • "Everybody Needs A Best Friend" 「テッド/TED」 Music by Walter Murphy; Lyric by Seth MacFarlane
  • "Pi's Lullaby"「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日/Life of Pi」Music by Mychael Danna; Lyric by Bombay Jayashri
  • "Skyfall" 「007 スカイフォール/Skyfall」 Music and Lyric by Adele Adkins and Paul Epworth
  • "Suddenly" レ・ミゼラブル/Les Miserables」 Music by Claude-Michel Schonberg; Lyric by Herbert Kretzmer and Alain Boublil

<美術デザイン賞>

<短編アニメ作品賞>

  • "Adam and Dog" Minkyu Lee
  • "Fresh Guacamole" PES
  • "Head over Heels" Timothy Reckart and Fodhla Cronin O'Reilly
  • "Maggie Simpson in "The Longest Daycare"" David Silverman
  • "Paperman" John Kahrs

<短編実写作品賞>

  • "Asad" Bryan Buckley and Mino Jarjoura
  • "Buzkashi Boys" Sam French and Ariel Nasr
  • "Curfew" Shawn Christensen
  • "Death of a Shadow (Dood van een Schaduw)" Tom Van Avermaet and Ellen De Waele
  • "Henry" Yan England

<音響編集賞

<音響ミキシング賞>

<映像効果賞>

  • ホビット 思いがけない冒険/The Hobbit: An Unexpected Journey」 Joe Letteri, Eric Saindon, David Clayton and R. Christopher White
  • ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日/Life of Pi」Bill Westenhofer, Guillaume Rocheron, Erik-Jan De Boer and Donald R. Elliott
  • 「アヴェンジャーズ/The Avengers」Janek Sirrs, Jeff White, Guy Williams and Dan Sudick
  • 「プロメテウス/Prometheus」 Richard Stammers, Trevor Wood, Charley Henley and Martin Hill
  • スノーホワイト/Snow White and the Huntsman」 Cedric Nicolas-Troyan, Philip Brennan, Neil Corbould and Michael Dawson

<脚色賞>

ハッシュパピーは、元々演劇作品だったんですね。いったいどんな演出だったのか気になります。

オリジナル脚本賞

ノミネート数星取表

下馬評通り、スピルバーグとダニエル・デイ=ルイスのリンカーンが12部門でトップを走っていますが、有名俳優をあえて避けたライフ・オブ・パイが11部門で2番手に来るとは思っていませんでした。ホビットもちゃんと3部門でノミネート。

授賞式は2月24日(日)。司会はシニカルなアニメ「ファミリー・ガイ」の脚本家で、「テッド」の監督・脚本を務めたセス・マクファーレン。日本時間では2月25日(月)朝9:00からWOWOWプライムで生中継。

ガーディアン紙データブログによる、2013年アカデミー賞前哨戦の星取表

毎年アカデミー賞のノミネートに合わせて、予想の手助けにと発表されるのが、イギリスガーディアン紙による、「世界主要映画賞の星取表」。ニューヨーク批評家賞、クリティクスチョイス、ゴールデングローブなど、「アカデミー賞の前哨戦」と呼ばれている賞でのノミネートと受賞者が一目で分かるようになっています。今年はゴールデングローブよりもアカデミー賞が前に授賞式を行うので、例年とは予想の立て方が変わりそうですね。

ガーディアン紙データブログ 2013年アカデミー賞前哨戦の星取表
さらに見やすいエクセルデータをgoogleドキュメントで開く

BBCの異色サスペンス「シャドウ・ライン」AXNで1月27日から放送開始!

2011年5月にちょっとだけご紹介した、BBCのサスペンススリラー「シャドウ・ライン The Shadow Line」1月27日からAXNで放送開始だそうです。

13/01/27(日)21:55 【字】 第1話
13/01/28(月)11:00 【字】 第1話
13/01/31(木)23:00 【字】 第1話
13/02/01(金)10:00 【字】 第1話
13/02/02(土)15:00 【字】 第1話

詳しくはAXNの公式HPへ。

 
無駄を省いたスタイリッシュな演出、先の全く読めない展開と、クリストファー・エクルストンスティーヴン・レイキウェテル・イジョフォー(正しくはチューイテル・エジオフォー)という演技派3人がトリプル主演する豪華さが目玉ですが、渋い役者揃いの中に二人だけいる若手にも注目。一人は「もうひとりのシェイクスピア」「ライフ・オブ・パイ」と、今年に入って出演映画の日本公開が相次いでいるレイフ・スポール。もう一人は「 三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」のルイ13世役で日本でも注目されているフレディ・フォックス。特にレイフ君には、可愛い顔してサイコパスなキレっぷりですっかりハートを持っていかれてしまいまして、「可愛いのにコワイ=カワコワ」俳優さんとして、このドラマを見て以来目が離せませんです。どうぞレイフ君をごひいきに!

第70回ゴールデングローブ賞ノミネート(映画部門)

Cecil B. DeMille Award(功労賞)>

告発の行方』と『羊たちの沈黙』でGGとアカデミー賞のダブル受賞をしていますが、今年でまだ50歳。ジョディより若い過去の受賞者は3人だけだそうです。バディ・アドラー (当時48歳)、ジュディ・ガーランド (当時39歳)、チャールトン・ヘストン (当時 43歳)

<作品賞(ドラマ部門)>

脚本賞

<監督賞>

タランティーノは、監督/脚本両部門にノミネート。まさかここまで評価されるとは思ってませんでした(とても失礼)。

<主演男優賞(ドラマ部門)>

フライトはロバート・ゼメキス12年ぶりの実写作品なのですね。あまりゼメキスっぽくない作品のような気がしますが、予告編見た限りでは、最近のデンゼルのダラシナ系の魅力を引き出している感じで楽しみです。

<主演女優賞(ドラマ部門)>

これでもかとばかりに美女ばかりでクラクラしてきそうな豪華ノミネート。

<主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)>

助演女優賞

エイミーは一昨年の『ザ・ファイター』に続いて4回目のノミネート。ニコールはもう主演枠にはこだわっていないのでしょうか。

助演男優賞

共演陣の演技が素晴らしかったアルゴ、やはりアラン・アーキンがノミネートされましたね。リトル・ミス・サンシャインとほぼ同じ役と言っちまえばそれまですが、爽快な不良オヤジでした :D
ディカプリオはジャンゴでの思い切ったオーバーアクション演技が評価されているようですが、は長年主演賞を目指して生きてきたような印象があります。もしこれで受賞してしまったら、何となく手放しで喜べないものを感じるのですが、本人は別に気にしないのでしょーか?

外国語映画賞

コンティキ号再現のトール・ヘイエルダールを描いたノンフィクション映画も気になりますが、やはり今年は『最強のふたり』一択でしょう。『愛、アムール』はミヒャエル・ハネケ監督のカンヌのパルムドール受賞作品。「サルサ・ソース」みたいな邦題ですが、いいのかしら :-p A Royal Affairはマッツ・ミケルセン主演がカロリーネ女王と恋に落ちる外科医を演じたデンマークの歴史ロマンス映画。日本でも人気が出そう。

<作品賞(アニメーション)>

<オリジナル作曲賞>

オリジナル歌曲賞

レ・ミゼラブル』はオリジナル楽曲ぶっこんできたんですね。元々の舞台が完成度の高い作品なので、どこに挿入されているのか、ちょっと心配。
スタンドアップ・ガイズ』は、アル・アパチーノ、クリストファー・ウォーケンアラン・アーキン共演のクライム・コメディ・・・ってこのジャンルでB級に終わらなかった作品を私は殆ど知らないので、ぜひ例外になってほしいです。が、歌曲賞にしかノミネートされていない時点で、早くも私の望みは潰えたような気がします:-p

サム・メンデス監督の『007 スカイフォール』は出色の作品だと思うのですが、なぜかアデルの主題歌でしかノミネートされず。興行的には世界中で大ヒットしていますが、「上質でスタイリッシュなエンターテインメント映画」という映画業界への貢献を考えると、何らかの賞という形でも評価されてもいいのでは、と思ってしまいました。

ノミネート数星取表

・・・ホビットって今年は受賞対象じゃないのでしょうか。完全に無視されているだけですか?うう、面白かったけど確かに長すぎました。原作に忠実に2時間の映画一本でさっくりと作っておけばよいものを、ぶつぶつ・・・。
さて、受賞レースは吸血鬼ハンターじゃない方の『リンカーン』が、三歩くらいリード。アルゴとジャンゴが意外なほど批評家受けが良いようです。
しつこく応援しているレイフ・スポール君出演の『ライフ・オブ・パイ』は、作品賞、監督賞の主要2部門ノミネートで、日本での興行にも結びつきそうで期待が高まります:D

全くの余談ですが、ゴールデングローブで毎年不思議に思うのは、作品賞と主演賞はドラマ部門とコメディ・ミュージカル部門で分けているのに、ノミネート対象が広い共演賞は、ドラマもコメディ・ミュージカルも一緒なこと。共演者にももっと受賞機会が増えるといいのですよね。

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第70回ゴールデングローブ賞ノミネート(テレビ部門)

<作品賞(テレビドラマシリーズ)>

おお、ついにマッドメンが作品賞ノミネートから外れました。そして相分からずGames of ThronesとThe Walking Deadが存在しない物として扱われているので、オタク系メディア及びイギリスの新聞各紙からはブーイングが起きています。・・・イギリスの新聞の文化欄にいかにオタクが多いかという事ですわね :-p

<女優賞(テレビドラマシリーズ)>

<男優賞(テレビドラマシリーズ)>

<作品賞(コメディー・ミュージカルテレビドラマ)>

  • 「ビッグバン・セオリー」
  • 「マット・ルブランの元気か〜い?ハリウッド!/Episodes」
  • 「ガールズ(原題)/Girls」
  • モダン・ファミリー
  • 「スマッシュ/Smash

<女優賞(コメディー・ミュージカルテレビドラマ)>

今年の司会ティナ・フェイエイミー・ポーラーが仲良く一緒にノミネート。誰が受賞しても、二人がどんなボケをしてくれるのか楽しみです。

<男優賞(コメディー・ミュージカルテレビドラマ)>

  • アレック・ボールドウィン「30 ROCK/サーティー・ロック」
  • ドン・チードル「ハウス・オブ・ライズ(原題)/House of Lies」
  • ルイス・CK 「ルーイ(原題)/Louie」
  • マット・ルブランク 「マット・ルブランの元気か〜い?ハリウッド!/Episodes」
  • ジム・パーソンズ 「ビッグバン・セオリー」

<作品賞(テレビ・ミニシリーズ)>

  • 「ゲーム・チェンジ(原題)/Game Change」
  • 「ザ・ガール(原題)/The Girl」
  • 「ハットフィールズ&マッコイズ(原題)/Hatfields & McCoys」
  • 「ジ・アワー(原題)/The Hour」
  • 「ポリティカル・アニマルズ(原題)/Political Animals」

<女優賞(テレビ・ミニシリーズ)>

<男優賞(テレビ・ミニシリーズ)>

シャーロックはエミー賞には13部門ノミネートして受賞ゼロでしたが、GGではカンバーバッチのみ。・・・マーティンは?:-/ かなりの激戦区だと思うので、まあのんびり見守りましょう。

助演女優賞(テレビシリーズ)>

助演男優賞(テレビシリーズ)>

エミーに続いて、やはり強いです、ゲーム・チェンジ。マッドメンがすっかり勢いを失ってしまいました。
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The Colbert Report ホビット特集週第二夜 マーティン・フリーマン出演回(冒頭から)

昨夜の夜中に、番組の聞き書きを途中部分からアップしましたが、夜中だけあって一箇所日本語が変だったので、直しました。ついでに折角なので番組の頭の部分も付け足してみました。トールキン大ファンのスティーヴンのオーバーヒートぶりが可愛いですv
フルエピソードへのリンクはこちら
マーティンのインタビュー部分だけのリンクはこちら

ETA: 17 Dec 2012 わわわ、トーク冒頭で今までマーティンが演じてきたアイコン的なキャラクターを列挙している部分で、H2G2のアーサー・デントが抜けていました!ので追加。hedgehogさんありがとうございます!)

ご挨拶する二人。
テーブルになぜかリンゴが一個乗っていたのでスティーヴンがどかす「ファンタジーの世界だからね、毒入りリンゴかもしれない」

スティーヴン「君はビルボだよね?もう完成作は見た?ちなみに僕は見たよ(じまんげ)」
マーティン「見たよ。2回」
スティーヴン「2回?じゃあ僕の負けだ。しかも君は出演してるしねw」

スティーヴン「君はオリジナルのThe Officeのティムとしてよく知られているし(観客から歓声)、シャーロックのワトスン先生役で(観客からさらに歓声)、銀河ヒッチハイクガイドのアーサー・デント(またまた歓声)、そして今度はビルボ。アイコン的なキャラクターを演じていて重荷に感じない?キャラクターに囚われてしまうことは?」
マーティン「ティムの時は思ったかな。何年か続いたし。言っとくけどThe Officeに出たのは誇りに思うし、大好きな番組だけど、でも道端で人からティムって呼ばれるのはやめてもらえないかと、何年間かは思ってた」
スティーヴン「これからはビルボって呼ばれるよ」
マーティン「その通り」


スティーヴン「僕は俳優じゃないし、俳優のことは何も分からないけど、君は俳優だ。ビルボの中のどこかには君の本質が出てると思う。君にとってのビルボってどんな人?」
マーティン「僕のビルボは僕らすべての人。僕はすべての人がこうだろうと思っているし、こうであってほしいと思ってるんだけど、平和を愛し、トラブルには巻き込まれたないと思っている人。なのに突然その状況から引っ張りだされて、誰かを殺したり、誰かに殺されるかもしれないような冒険に行かなきゃいけなくなる。」

スティーヴン「でも君も撮影の中でビルボと同じような冒険をする羽目になったよね。ロード・オブ・ザ・リングを撮影したとても険しい道を通らなければいけなかった」
マーティン(マグカップを指さして)「これは毒入り?」
スティーヴン「何も保証は出来ないなあ。インタビューが進むうちに結果が分かるかもね」
スティーヴン「僕もあの道を通ったんだよ、去年」
マーティン「知ってるよ。そう聞いた」

ただし、スティーヴンがホビットのロケ地を訪ねた時はクリスマスで、マーティンは帰省しててスレ違い。南半球なのでクリスマスは夏だから8月だよねとボケるスティーヴン。マーティンがNZに戻ったらマッサージのアンジェラが「スティーヴンが来て****して行きましたよ〜」と教えてくれた(スティーヴンのホビット出演はまだ報道できないのでマーティンが伏せた)

スティーヴン「そう、アンジェラが僕にピーター・ジャクソン監督からのメモをくれた。ホビット特製のメモ帳に『楽しんで』と書いてあって、その通りに楽しんだよv」

マーティン「トールキンクイズで(脚本の)フィリッパに勝ったんだってね。フィリッパもすごいトールキン通なんだけど」

スティーヴン「パーティー好きのドワーフのパーティーの最中にピーター・ジャクソンが僕の所に来て、これからオタクタイムをやるよって言われたんだ。
そこで、クイズを始める前にフィリッパに言った。覚悟して。僕は人生をかけてトレーニングを積んできた陸上選手のようなものなんだ。自分のレースがいつ開催されるのかも知らないのに。でもどうやら相手はキミだったみたいだねv 」

トールキン大ファンのスティーヴン「子供の頃トールキンの本は読んでた?」
マーティン「いや。大人になってから。(スティーヴンがテーブルの下をゴソゴソしてるので)・・・飽きたちゃった?」

スティーヴン「いやいやいや」

取り出したのは、映画ホビット仕様のビルボのレゴ!

スティーヴン「子供の頃は読んでなかったそうだけど、いまじゃ子供のおもちゃだよ!」

マーティン可愛いドヤ顔

マーティン「でも知ってた?この頭を取ると・・・(髪の毛部分を引っこ抜いて、レゴビルボの首を180度回転させるとなんともう一つの表情が!髪の毛を付け直す)怖がってる僕の顔になるんだ!」

マーティン「こいつは現実のマーティンと同じ数だけ表情が作れるみたいだね。僕より多いかも」(つまり表情が2パターンしかないという謙遜ギャグ)
スティーヴン「君と同じだけ表情の幅を持ってるんだw」

スティーヴン「これを見ると君がどれだけ有名になったか分かるよね。もちろん君が有名じゃなかったって言ってるんじゃない。君はすごく有名だし」
マーティン「もちろん皆知ってるよw」

スティーヴン「でもここまでやられると覚悟してた?言ってみれば『市場に浸透』すると思ってた?」
マーティン「人生で最も誇らしい日だったよ。撮影の最終日にすべてのキャラクターに自分のレゴが配られたんだ。まさに人生のハイライトだった。『自分のレゴ?!ウソだろ!』」

スティーヴン「レゴラスのレゴもあった?」
マーティン(面白いけどベタなボケを口元だけでふっと笑い、間髪入れずに真顔で)「うん、でも腰から上しかないからレッグレス・レゴ・レゴラス(足なしレゴラス)だった」
スティーヴン、ボケ合戦での負けを認めたかのように静かに右手を出し、マーティンと握手。マーティン、クールに握手してお茶を飲む)

ここからいきなりシャーロックの話
スティーヴン「君と、シャーロックでシャーロック役を演じたベネディクト・カンバーバッチは・・・もう次のシーズンは撮り始めたの?」(スティーヴンはアメリカ人なのでイギリス風の「シリーズ」という考え方はしない)
マーティン「いや、まだ。3月から」

スティーヴン「よし。で、君はビルボという大役で、彼はすごい特撮の竜のスマウグ役だよね。どっちのほうがいい役かで言い争いになった事はある?」
マーティン「スマウグはすごくいい役だよね」
スティーヴン「でも竜は本質的にセクシーだし」
マーティン(そうでもないだろと首を振って)「ホビットにもホビットなりのセクシーさがあるよ」観客から「おおー!」というどよめき

スティーヴン(トークの背景の裂け谷の書割りを指して)「君は今、裂け谷にいるんだ。すごいでしょ?キレイだよねv」
マーティン「聞いてもいい?これってちゃんと合法?」
スティーヴン「・・・国際的な著作権違反をしてて、ニューラインシネマに訴訟起こされるとでも?」
マーティン「ええと、まあ」
スティーヴン「ハイ、今日はお越しいただいてありがとうございましたー!」
握手してトーク終了w

番組内で見せていたレゴがこちら。日本でもちゃんと買えるんですねv

他にも名シーンの再現がいっぱい。
レゴ ホビット 予期せぬ出会い 79003

あと、この映画は原作読んでからの方がやはり楽しい(というかマーティンとベネディクトとサー・イアンやアンディ・サーキスを想像しながら原作読んでる時が一番楽しいw)ので、未読の方は是非読んでみて下さい。

ホビットの冒険〈下〉 (岩波少年文庫)