第82回アカデミー賞ノミネート
主演男優賞
-ジェフ・ブリッジズ 「クレイジー・ハート(原題)」
-ジョージ・クルーニー 「マイレージ、マイライフ」
-コリン・ファース「ア・シングル・マン(原題)」
-モーガン・フリーマン 「インビクタス／負けざる者たち」
-ジェレミー・レナー「ハート・ロッカー」
ここまで様々な賞をジェフ・ブリッジズが連勝。おそらくオスカーも獲るのでは。余談ですが、インビクタスはモーガン・フリーマン主演だったんですね。マット・デイモンが主演だと思ってました（すみません、マットファンです）
助演男優賞
-マット・デイモン「インビクタス／負けざる者たち」
-ウディ・ハレルソン “「ザ・メッセンジャー(原題)」”
-クリストファー・プラマー 「ラスト・ステーション」
-スタンリー・トゥッチ「ラブリーボーン」
-クリストフ・ヴァルツ 「イングロリアス・バスターズ」
マット・デイモンはインフォーマント！じゃなくてインビクタスでノミネート。でもヴァルツで決まりでしょう。
主演女優賞
-サンドラ・ブロック 「しあわせの隠れ場所（原題：The Blind Side)」
-ヘレン・ミレン「ラスト・ステーション」
-キャリー・マリガン「17歳の肖像（原題：An Education）」
-ガボレイ・シディビー「プレシャス」
-メリル・ストリープ 「ジュリー&ジュリア」
サンドラ・ブロックが勢いに乗ってますが、作品自体の評価は？？
助演女優賞
-ペネロペ・クルス 「ナイン」
-ヴェラ・ファーミガ 「マイレージ、マイライフ」
-マギー・ジレンホール 「クレイジー・ハート(原題)」
-アナ・ケンドリック 「マイレージ、マイライフ」
-モニーク 「プレシャス」
長編アニメ映画賞
-「コララインとボタンの魔女」 Henry Selick
-「ファンタスティック・ミスター・フォックス(原題)」 Wes Anderson
-「プリンセスと魔法のキス」 John Musker and Ron Clements
-「シークレット・オブ・ケルズ（原題）」 Tomm Moore
-「カールじいさんの空飛ぶ家」 Pete Docter
「ポニョ」入りませんでした。コララインがんばれ。でもやっぱりカールじいさんかな。
舞台美術
-「アバター」 Art Direction: Rick Carter and Robert Stromberg; Set Decoration: Kim Sinclair
-「Dr.パルナサスの鏡」 Art Direction: Dave Warren and Anastasia Masaro; Set Decoration: Caroline Smith
-「ナイン」 Art Direction: John Myhre; Set Decoration: Gordon Sim
-「シャーロック・ホームズ」” Art Direction: Sarah Greenwood; Set Decoration: Katie Spencer
-「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 Art Direction: Patrice Vermette; Set Decoration: Maggie Gray
撮影賞
-「アバター」 Mauro Fiore
-「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 Bruno Delbonnel
-「ハート・ロッカー」 Barry Ackroyd
-「イングロリアス・バスターズ」 Robert Richardson
-「ザ・ホワイト・リボン」 Christian Berger
衣装デザイン賞
-「ブライト・スター（原題）」 Janet Patterson
-「ココ・アヴァン・シャネル」 Catherine Leterrier
-「Dr.パルナサスの鏡」 Monique Prudhomme
-「ナイン」 Colleen Atwood
-「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 Sandy Powell
Young Victoriaは衣装がアカデミー賞常連のサンディ・パウエルだったんですね。今年は正統派の時代物が少なかったせいか、舞台美術・メークアップにもミネート。主演はエミリー・ブラントだし、急に見たくなってきましたｖ
なんて言っておきながら、ココ・アヴァン・シャネルに勝ってほしいです。尼僧院の禁欲的な美がシャネルの美意識の原点だったと分かる演出が鮮烈でした。
監督賞
-「アバター」 James Cameron
-「ハート・ロッカー」 Kathryn Bigelow
-「イングロリアス・バスターズ」 Quentin Tarantino
-「プレシャス」 Lee Daniels
-「マイレージ、マイライフ」 Jason Reitman
元夫婦対決第一戦。ゴールデン・グローブはジェームズ・キャメロンに取られましたが、そのほかの批評家賞や、GG後の監督組合賞は、ほぼすべてキャスリンが受賞。オスカーはどうなるでしょうか。
編集賞
-「アバター」 Stephen Rivkin, John Refoua and James Cameron
-「第9地区（原題：District 9）」 Julian Clarke
-「ハート・ロッカー」 Bob Murawski and Chris Innis
-「イングロリアス・バスターズ」 Sally Menke
-「プレシャス」 Joe Klotz
外国語映画賞
-“Ajami” Israel
-“El Secreto de Sus Ojos” Argentina
-“The Milk of Sorrow” Peru
-“Un Prophe`te” France
-“The White Ribbon” Germany
メークアップ賞
-「イル・ディーヴォ」 Aldo Signoretti and Vittorio Sodano
-「スター・トレック」 Barney Burman, Mindy Hall and Joel Harlow
-「ヴィクトリア女王 世紀の愛」 Jon Henry Gordon and Jenny Shircore
作曲賞
-「アバター」 James Horner
-「ファンタスティック・ミスター・フォックス(原題)」 Alexandre Desplat
-「ハート・ロッカー」 Marco Beltrami and Buck Sanders
-「シャーロック・ホームズ」” Hans Zimmer
-「カールじいさんの空飛ぶ家」 Michael Giacchino
歌曲賞
-“Almost There” from 「プリンセスと魔法のキス」 Music and Lyric by Randy Newman
-“Down in New Orleans” from 「プリンセスと魔法のキス」 Music and Lyric by Randy Newman
-“Loin de Paname” from 「幸せはシャンソニア劇場から」 Music by Reinhardt Wagner Lyric by Frank Thomas
-“Take It All” from 「ナイン」 Music and Lyric by Maury Yeston
-“The Weary Kind (Theme from Crazy Heart)” from 「クレイジー・ハート(原題)」 Music and Lyric by Ryan Bingham and T Bone Burnett
ディズニー映画の新作「プリンセスと・・・」はランディ・ニューマンが音楽担当？！全然興味なかったのに俄然見たくなってきました。
作品賞
-「アバター」 James Cameron and Jon Landau, Producers
-「しあわせの隠れ場所（原題：The Blind Side)」 Nominees to be determined
-「第9地区（原題：District 9）」 Peter Jackson and Carolynne Cunningham, Producers
-「17歳の肖像（原題：An Education）」 Finola Dwyer and Amanda Posey, Producers
-「ハート・ロッカー」 Nominees to be determined
-「イングロリアス・バスターズ」 Lawrence Bender, Producer
-「プレシャス」 Lee Daniels, Sarah Siegel-Magness and Gary Magness, Producers
-「ア・シリアス・マン(原題)」 Joel Coen and Ethan Coen, Producers
-「カールじいさんの空飛ぶ家」 Jonas Rivera, Producer
-「マイレージ、マイライフ」 Daniel Dubiecki, Ivan Reitman and Jason Reitman, Producers
今年から作品賞のノミネートが10本に。だからと言って日の目を浴びるべき作品がちゃんと入っているかと言うと？？な部分も。こちらも本命はGGを獲ったアバターと、GG以外はほぼ制覇のハートロッカーで元夫婦対決。
短編映画賞（アニメ）
-“French Roast” Fabrice O. Joubert
-“Granny O’Grimm’s Sleeping Beauty” Nicky Phelan and Darragh O’Connell
-“The Lady and the Reaper (La Dama y la Muerte)” Javier Recio Gracia
-“Logorama” Nicolas Schmerkin
-“A Matter of Loaf and Death” Nick Park
ウォレス＆グルミットの新作がちゃんとノミネート入り。「野菜畑」に続いて受賞するかな。
脚色賞
-「第9地区（原題：District 9）」 Written by Neill Blomkamp and Terri Tatchell
-「17歳の肖像（原題：An Education）」 Screenplay by Nick Hornby
-“「イン・ザ・ループ(原題)」 Screenplay by Jesse Armstrong, Simon Blackwell, Armando Iannucci, Tony Roche
-「プレシャス」 Screenplay by Geoffrey Fletcher
-「マイレージ、マイライフ」 Screenplay by Jason Reitman and Sheldon Turner
脚本賞
-「ハート・ロッカー」 Written by Mark Boal
-「イングロリアス・バスターズ」 Written by Quentin Tarantino
-“「ザ・メッセンジャー(原題)」” Written by Alessandro Camon & Oren Moverman
-「ア・シリアス・マン(原題)」 Written by Joel Coen & Ethan Coen
-「カールじいさんの空飛ぶ家」 Screenplay by Bob Peterson, Pete Docter, Story by Pete Docter, Bob Peterson, Tom McCarthy
今年はイギリス勢の活躍は控えめかと思いきや、BAFTA圧勝の「17歳の肖像（原題：An Education）」が作品賞、脚色賞、主演女優賞などの主要部門にちゃんと割り込んでいるのが嬉しいです。受賞はどうなるでしょう？？
授賞式は3月7日です。
