ポアロが悪役?リチャード・コイルがGoing Postalに主演
Couplingのジェフでおなじみリチャード・コイルが、今月末Sky 1でテリー・プラチェットのGoing Postalに主演!するそうです。やった!
Sir Terry Pratchett's Going Postal - Sky1 HD via kwout
Couplingのジェフがあまりにもハマり役だったので、「主人公を振りまわす奇人変人のボケ役」が十八番のイメージのリチャードですが、今回は「周りの変人たちに振り回される役」のもよう。予告編で見る限りでは、相変わらず「愛くるしいという言葉はジェフのためにある」と断言したくなる、人類イヌ科人間のリチャード・コイルらしい、愛すべき人物のようですv
誰だか分りますか?なんとポアロのデイヴィッド・スーシェが、悪役を演じています。なんだか想像がつかないですよね。放送が楽しみですv
放送は5月30日、31日の二夜連続。イギリスにお住まいの方はお忘れなくー(イギリスからこの記事読んでる方なんていらっしゃるのでしょーか)。
ちなみにストーリーは・・・放浪の詐欺師のモイスト(リチャード・コイル)が、Ankh-Morporkの町で捕まり、死刑を免れるために過去に4人の配達員が変死を遂げて業務マヒ状態の郵便局で働かされる、という物語。最初は嫌がっていたものの、一目ぼれしたゴス美女のハートを射止めるために、狼女やゴーレムがいる町で奮闘していくようです。
ちなみに原題のGoing Postalはアメリカで80年代に起きた郵便局での乱射事件から派生した、「キレる」「ついカっとなってやった。後悔はしてない系の無差別殺人」の意味のスラングと、本当に郵便事業やるハメになるというダブルミーニング。
過去のSky 1によるテリー・プラチェット作品のドラマ化
- Hogfather(ナイトメア・オブ・クリスマス)
何かのバチモンみたいなドイヒーな邦題がついていますが、傑作。大人も子供も見て損なし。
死神(声:クリストファー・リー)と死神の養女(こちらもゴス美女!)がサンタクロース(の元になる神話的存在)を救う、一風変わったファンタジー。元々いるのか怪しい神話的存在を確実に消滅させるための計画が中々巧妙で、設定的にも凝っています。Hustleのダニーが生まれつき感情を知らない、冷酷無比な悪役を演じていて、いつもとは違う顔を見せてくれますv
- The Clour of Magic(アメイジング・ワールド)
こちらは未見。LotRのショーン・アスティン主演、ジェレミー・アイアンズなど豪華キャスト。前作Hogfather(ナイトメアオブクリスマス)を見てからじゃないと設定が飲み込めないようなので、順番は守ってご覧くださいv