アメリカンアイドル9 優勝者決定

いちばん応援していたコンテスタントが優勝!したのに、なんだかもにょるこの気持ちは何・・・。昨日の最終決戦だけで言えば、クリスタル優勝の出来だったからでしょうか。先々週のサイモンの選曲「ハレルヤ(もうこれ以上素人発掘番組でこの歌を使いつぶすのはやめて〜!)」だし、最後にBeautiful Dayで盛り上げて番組を終わらせたい、という制作側の意図が見え隠れ。サイモンの最後のコメント「この番組は君みたいなコンテスタントを探していた(労働者階級出身の勤勉で純朴な若者)」というのも効いてしまったのかな。

発表直前で既にプレッシャーに押しつぶされそうになって涙目になってるリ―君と、自分もドキドキしてるはずなのに、リーに大丈夫よ!と笑顔で元気づけてるクリスタルの表情のやり取りに、二人のキャラクターがよく出ている気がしました。
クリスタルは初登場時からスタイルが出来上がっていたし、精神的にもしっかり者。ケイシーは才能も見た目も性格も良かったのに、どうにもハングリー精神が足りない人でしたが、まあ、あの見た目なら放っておいても誰かが気に入って売り出してくれそう。でも、シャイで見た目もそんなに良くないリーが売れるためには、彼の才能と努力だけじゃなくて、誰かの助けが必要。その誰かが、アメリカ中のテレビ視聴者だった、ってことなんですね。アメリカ中が「いい子なのに、あぶなかっしいなあ・・・放っておけない!」と思ってしまったのが、優勝の理由? なんとなく実力以上のタイトルを手にしてしまった感じなので、今後もプレッシャーに負けないで、謙虚なリー君のままでいてほしいです。

早速レターマンに登場。レターマンさん、ペンキ屋時代の話ばかりじゃなくて、これからの輝かしい未来についても聞いてあげて下さいw

デビュー曲のBeautiful Dayも披露。

決勝で一番ビックリしたのは、リーの優勝はもちろんだけど、ブレット・マイケルズの登場。4月の末にくも膜下出血で倒れてから奇跡の生還を果たしたばかりなのに、歌まで披露できるほど回復していたなんて。ケイシーのために観客を煽って盛り上げて、一緒に歌いながら、一生懸命ケイシーを立ててくれている姿が印象的でした。