The Walking Dead第二話"Guts"鑑賞

心理描写の多かった先週とは打って変わって、サスペンスとアクション続き!のエピソードでした。途中リックが仲間の為に捨て身の作戦に出る所は、主人公なんだから大丈夫と分かっていても手に汗握りました。新キャラも続々登場で、ドラマ的にも広がりが。あ、副題のGutsは「気力・体力」のガッツではなく「はらわた」の方です・・・。相変わらずグロシーンはありますが、「ゾンビだって元にんげんだもの、みつを」精神は忘れられてないので、耐えられないほど気持ち悪い所はありません。だいじょうぶ。

今週登場したのは、冒頭でリック(アンドリュー・リンカーン)を救ってくれた、原作の人気キャラで、ピザ配達のバイトだったGlenn(韓国系俳優のSteven Yeun。原作の絵にそっくり!)、元弁護士で妹思いの女性Andrea(フランク・ダラボン作品に過去2度出演しているローリー・ホールデン)、こんな生きるか死ぬかの状況になっても人種差別感情を捨てられないレッドネックのDixon(個人的に今まで見た中で一番怖かった映画「ヘンリー ある連続殺人鬼の記録」主演のマイケル・ルーカー)、一見ステレオタイプなヒップホップ風の黒人青年T-Dog(IronE Singletonってアイロニーって読むんですよね、たぶん・・・)、都市計画局?(City Zoning Office)のお役人だった黒人女性Jacqui、人のよさそうなヒスパニック系青年Morales。

ゾンビ襲来でもなければ接点もなかったはずの人々が、運命共同体となって、徐々に結束していく様子が描かれていました。リックは早くもborn leaderぶりを発揮して、控えめながらもグループのまとめ役になりつつあります。

まだまだ先は読めませんが、来週はリックがようやく家族と再会できるようなので、シェーンとの間にひと悶着ありそう(シェーンとローリーは、リックは既に亡くなっていると思っている)。リックは妻よりも今週登場のアンドレアとの方がケミストリーがあるので、このあたりも気になります。そして、来週の第3話ノーマン・リーダス先生登場。処刑人ファンの方はご注目!