The Walking Dead第5話 "Wildfire"

前回のゾンビ大襲撃から一夜明けて、嵐の前の静けさのような回。

一晩中エイミーの手を握っていたアンドレア。このままではエイミーはゾンビに。でも誰もアンドレアを引きはがせない。
その脇で、淡々とゾンビの頭にツルハシを打ち込んでるダリル(ノーマン・リーダス)が相変わらずです。ちょっと頭オカシイ所が、この終末的世界では非常に便利に機能している模様。

以下ネタバレです。今回は時間がなかったので、画像なしです。用意できたらあとで足すかもです・・・って、誰かが読んで下さってるという前提で書いてますが、ウォーキング・デッドの記事は反応が全くないので、ちょっこし不安です。読んでる方いるのかなあ??

結局エイミーは、ツインピークスの「最も美しい死体」をほうふつとさせる、「最も美しいゾンビ」に。アンドレアは・・・信じられないほどタフな女性でした。

今回はアクションシーンがないので、ダリル(ノーマン・リーダス)の出番は少なめ。
とはいえ、ダリルが、ゾンビに噛まれたジムに勝手にカタを付けてあげようとするシーンがちょっとギャグ一歩手前のノリツッコミ状態でした。うる星やつらのノリというか、真面目なシーンなのに、テンポが良くて、良い感じでした。

ジムを置いて行ったのは、ちょっと納得いかないかも。あとほんの少しだったのだから、縛り付けてでもCDCに連れて行けば良かったのに。

黒人親子との夜明けの無線交信、リックはずっと続けていたんですね。義理堅さがにじみ出ていました。キャンプは無事じゃなくなった、もうキャンプを出る、などの情報を必死で伝えていましたが、親子からの声は聞こえず。それにしても、実はこの黒人のお父さん役の俳優さんもイギリス人だったとはびっくり。皆南部訛りが上手すぎます。おまけに24HHPにも出ていたとはー!

シェーンとリックとローリーの関係が、また一歩危険地帯へ。
リックは相変わらず不倫に全く気付いておらず、ローリーは完全にシェーンを切り捨てているのに、シェーンは未練タラタラ。
シェーンは本心ではリックがいなくなればいいと思っているのに、二人きりになった途端に、「お前が兵力を二分して離れていたから、こんなに犠牲者が出たんだ」と責めてみたり。
ここでローリーに相談してしまうのがリックのお人よしな所だけど、ローリーは「分からない…」と言いながらもリックを支持。ジムを救うためにCDCを目指すという決意に「何かひとつでも確かな事を教えて」というと、リックは「愛してる」と。「いま俺が持ってる確かなものは、この気持ちだけだ」 
ううう、あんた何でこんないい旦那さん裏切ったのよー!とローリーを責めてしまいたいけれど、きっとその何倍も、ローリーは既に自分の事を責めているはず。彼女ももう罰は受けていると思います。

CDCには、どうやら研究者がたった一人だけ生き残っている様子。ってあんな要塞みたいな建物で、なぜ一人しか生き残っていないのか謎ですが。最後のサンプルをダメにして、misery bear並みに飲んだくれたい気分になっているジェナー博士の元へ辿りつくリックたち。天岩戸が開いて、まずは一件落着?で今週は終わり。

って、そんなご無体なー!!!!!あと一話でどこまで話にカタが付くのか分かりませんが、黒人親子とマールは、ひょっとしてシーズン2まで出てこないんじゃないかという気がしてきました。あと、CDCの扉が開いたので、リックがジムを探しに戻るとか言い出すのに1000点。・・・ってそれやってると時間足りなくなっちゃうかな。ああでもなんだかあの人可哀そうすぎるよ><

ちなみに、今回はプレミアの視聴率も超えて、最高視聴率更新だそうです。正直に言うと一番sleepyなエピソードだったのに。それだけ全米の視聴者からの期待が高いという事が分かります。来週の最終回は、確実に今週の視聴率を超えると思うので楽しみです。

おまけですが、たった一人生き残り研究者さん、どこかで見た顔だなー、バックトゥザフューチャーのビフに似てるけど年齢違うし、とか思っていたら、White Collarのファウラー捜査官でした!White Collarの時よりいい人そう?ですが、単なるいい人で終わる役なら、この人を配役しないですよね。何かありそう?!

さあ、泣いても笑ってもあと1話のみ!早く見たいような、終わってしまうのがさみしいので、放送してほしくないような、複雑なきもちです。

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