ジェシー・アイゼンバーグ主演短編映画 Some Boys Don't Leave

ソーシャル・ネットワークの自称「ゴールデン・レトリバー」ことジェシー・アイゼンバーグが、ブロンド美人の飼い犬になる話。・・・ではないけど、そんな風にも見られる16分間の短編映画。彼女が仕事に行ってる間 さみしげにお留守番してるジェシーがかわゆすです。

ええと、真面目に書くと「同棲してる彼女にフラれたのに廊下に居座り続ける男の子」を描いたお話。彼女が彼に対してすごく寛容というか、呆れすぎてそのままにしているので成り立っている妙な関係。これがジュード・ロウやジョン・シムみたいな女好きオーラが出まくってる男だったら身の危険を感じてすぐに警察に通報しますた!になってると思うけど、「すごく可愛いけど全然セクシーじゃない」ジェシー・アイゼンバーグなので、なんとなくいじましくて微笑ましい感じになってしまう。彼女が出掛けている間に、彼女の飲みかけのグラスの水をこっそり飲んでみたりとか、マジで勘弁してほしいような行為もしてますが、なぜかジェシーだと許容範囲。そもそもカップルと言うより姉弟にしか見えないし(いいのか、それで)

おやくそくというか、彼女が朝の準備で下着姿で走り回ってる姿がいっぱい映りますが、すごくスタイルが良くて美人なのにボーイッシュで露出度の低い下着しか着てない。ヘンだなーと思ったら、女性監督だったのでした。

でもってこれは「(だめんず的な意味でなく)別れたのに居座ってるのに、何するわけでもない、ある意味かなり無神経な元カレ」を描いているようでもありつつ「物理的には出て行ったのに、精神的には出て行ってくれない、忘れられない元カレ」を描いているようでもあり。彼女の気持ちになってみると、かなり切ないお話。どうやらこれを基にした長編も作るつもりのようだけど、どうなるのかな。晩御飯をたべるシーンが一切なかったりとか、短編だから隠せたアラが長編だと出てきちゃいそうな予感。どちらにせよ、腹筋するジェシーたんとか、爪切りするジェシーたんとか、かなり可愛いので、きっとアンドリュー・ガーフィルドが連続再生していると思います(こら)

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