第67回ゴールデングローブ賞（映画部門）

まずは映画部門から。メリル・ストリープとマット・デイモンがともにダブル・ノミネート。作品賞ドラマ部門はジョージ・クルーニーの『マイレージ、マイライフ（Up In The Air）』が本命っぽいですが、イラク戦争の爆弾処理班をほとんど無名俳優ばかりで描いたキャスリン・ビグローのThe Heart Lockerが気になります。

ほかに個人的に気になるのは長編アニメーション部門。今年は日本からのノミネートはありませんでしたが、NPHが声の出演をした「くもりときどきミートボール」と、ニール・ゲイマン原作のちょっと怖いおとぎ話「コララインとボタンの魔女」。どちらも本国での評価はよかったものの、日本公開されそうな要素が少なかった・・・ので公開自体が嬉しいｖし、GGノミネートで興行＆DVDセールスが上がれ！と祈っておりますｖ

＜Cecil B. DeMille Award（功労賞）＞

マーティン・スコセッシMartin Scorsese　（プレゼンターはロバート・デニーロとレオナルド・ディカプリオ）

＜作品賞（ドラマ部門）＞

• 『アバター（Avatar）』
• 『ザ・ハート・ロッカー（原題、The Hurt Locker）』
• 『イングロリアス・バスターズ（Inglourious Basterds）』
• 『マイレージ、マイライフ（Up In The Air）』
• 『プレシャス（原題、Precious）』

＜監督賞＞

• キャスリン・ビグロー（Kathryn Bigelow）--『ザ・ハート・ロッカー』
• ジェームズ・キャメロン（James Cameron）--『アバター』
• クリント・イーストウッド（Clint Eastwood）--『インビクタス／負けざる者たち（Invictus）』
• ジェイソン・ライトマン（Jason Reitman）--『マイレージ、マイライフ』
• クエンティン・タランティーノ（Quentin Tarantino）--『イングロリアス・バスターズ』

＜主演男優賞（ドラマ部門）＞

• ジェフ・ブリッジス（Jeff Bridges）--『クレイジー・ハート（原題、Crazy Heart）』
• ジョージ・クルーニー（George Clooney）--『マイレージ、マイライフ』
• コリン・ファース（Colin Firth）--『ア・シングル・マン（原題、A Single Man）』
• モーガン・フリーマン（Morgan Freeman）--『インビクタス／負けざる者たち』
• トビー・マグワイア（Tobey Maguire）-- 『ブラザーズ（原題、Brothers）』

＜主演女優賞（ドラマ部門）＞

• エミリー・ブラント（Emily Blunt）-- 『ヴィクトリア女王　世紀の愛（The Young Victoria）』
• サンドラ・ブロック（Sandra Bullock）--『ザ・ブラインド・サイド（原題、The Blind Side）』
• ヘレン・ミレン（Helen Mirren）--『ザ・ラスト・ステーション（原題、The Last Station）』
• キャリー・マリガン（Carey Mulligan）--『アン・エデュケーション（原題、An Education）』
• ガボレイ・シディビー（Gabourey Sidibe）--『プレシャス』

＜作品賞（ミュージカル・コメディ部門）＞

• 『（500）日のサマー（500 Days of Summer）』
• 『ザ・ハングオーヴァー（原題、The Hangover）』
• 『恋するベーカリー（It's Complicated）』
• 『ジュリー＆ジュリア（Julie & Julia）』
• 『NINE（Nine）』

＜主演女優賞（ミュージカル・コメディ部門）＞

• サンドラ・ブロック--『あなたは私の婿になる（The Proposal）』
• マリオン・コティヤール（Marion Cotillard）--『NINE』
• ジュリア・ロバーツ（Julia Roberts）--『デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜（Duplicity）』
• メリル・ストリープ（Meryl Streep）--『恋するベーカリー』
• メリル・ストリープ--『ジュリー＆ジュリア』

＜主演男優賞（ミュージカル・コメディ部門）＞

• マット・デイモン（Matt Damon）--『インフォーマント！（The Informant!）』
• ダニエル・デイ・ルイス（Daniel Day-Lewis）--『NINE』
• ロバート・ダウニー・Jr（Robert Downey Jr.）--『シャーロック・ホームズ（Sherlock Holmes）』
• ジョセフ・ゴードン・レヴィット（Joseph Gordon-Levitt）--『（500）日のサマー』
• マイケル・スタールバーグ（Michael Stuhlbarg）--『ア・シリアス・マン（A Serious Man）』

＜助演女優賞＞

• ペネロペ・クルス (Pene'lope Cruz) -- 『NINE』
• ヴェラ・ファミーガ (Vera Farmiga) -- 『マイレージ、マイライフ』
• アナ・ケンドリック (Anna Kendrick) -- 『マイレージ、マイライフ』
• モニーク (Mo'nique) -- 『プレシャス（原題、Precious: Based On The Novel Push By Sapphire）』
• ジュリアン・ムーア (Julianne Moore) -- 『ア・シングル・マン』

＜助演男優賞＞

• マット・デイモン（Matt Damon） -- 『インビクタス／負けざる者たち』
• ウッディ・ハレルソン (Woody Harrelson) -- 『ザ・メッセンジャー（原題、The Messenger）』
• クリストファー・プラマー(Christopher Plummer) -- 『ザ・ラスト・ステーション』
• スタンリー・トゥッチ (Stanley Tucci) -- 『ラブリー・ボーンズ (The Lovely Bones)』
• クリストフ・ヴァルツ (Christoph Waltz) -- 『イングロリアス・バスターズ』

＜作品賞（アニメーション）＞

• 『くもりときどきミートボール　(Cloudy With A Chance Of Meatballs)』
• 『コララインとボタンの魔女　（Coraline）』
• 『ファンタスティック・ミスター・フォックス（Fantastic Mr. Fox）』
• 『プリンセスと魔法のキス（The Princess And The Frog）』
• 『カールじいさんの空飛ぶ家（Up）』

＜外国語映画賞＞

• Baaria (イタリア)
• Broken Embraces (スペイン)
• The Maid (チリ)
• A Prophet (フランス)
• The White Ribbon (ドイツ)

＜脚本賞＞

• Neill Blomkamp, Terri Tatchell - 『ディストリクト9（原題、District 9）』
• Mark Boal - 『ザ・ハート・ロッカー』
• Quentin Tarantino - 『イングロリアス・バスターズ』
• Nancy Meyers - 『恋するベーカリー』
• Jason Reitman, Sheldon Turner - 『マイレージ、マイライフ』

＜オリジナル作曲賞＞

• Michael Giacchino - 『カールじいさんの空飛ぶ家』
• Marvin Hamlisch - 『インフォーマント！』
• James Horner - 『アバター』
• Abel Korzeniowski - 『ア・シングル・マン』
• Karen O and Carter Burwell - 『かいじゅうたちのいるところ（Where The Wild Things Are）』

＜オリジナル楽曲賞＞

• "Cinema Italiano" -- 『NINE』　Music & Lyrics By: Maury Yeston
• "I See You" -- 『アバター』　Music By: James Horner and Simon Franglen
• Lyrics By: James Horner, Simon Franglen and Kuk Harrell
• "I Want To Come Home" --『Everybody's Fine』　Music & Lyrics By: Paul McCartney
• "The Weary Kind (Theme From Crazy Heart)" -- 『クレイジー・ハート』　Music & Lyrics By: Ryan Bingham and T Bone Burnett
• "Winter" -- 『ブラザーズ』　Music By: U2　Lyrics By: Bono