魔術師マーリン第11話「ユニコーンの呪い」 The Labyrinth of Gedref
<公式から>森で狩りをしていたアーサーたちは、神秘的な生物ユニコーンに遭遇。マーリンはその美しさに目を奪われるが、アーサーはなんのためらいもなく殺してしまう。貴重な獲物に喜ぶウーサー王とアーサーに、ガイアスは「ユニコーンを殺した者には災いが降りかかる」という不吉な言い伝えを教えるが2人は信じない。だが翌日、キャメロットに次々と異変が起こる。国中の作物が枯れ、井戸から水が消えてしまった。
今回の物語の鍵となるユニコーン。びみょうな造形です(婉曲表現)。ドラゴン以外にはあまりCGを使わようです、BBC。
いつもアーサーの兵隊ごっこ訓練を嫌がってるマーリン。行軍の基礎中の基礎である方向指示が理解できなくて、肝心な所で役に立ちません。棒立ちw
方向指示を出すアーサーに「おお、デルタフォースみたい!」とつい喜んでしまったブラックホークダウンが好きすぎるわたくしが通りますよ、と。
ついに王宮も食べるものに困る事態に。数日前からアーサーの靴をかじってたネズミをシレっと料理して出すマーリン。ブラックアダー以来の伝統ですねv(ナメクジとかネコの○○とか・・・ダメだ、書けませんw)
と思ったら、アーサーはブラックアダーよりもジャイアンでしたw 「僕だけが食べるわけにはいかない、さあお食べ☆」
この表情。何を考えてこんなシーンを入れたのかw 小一時間BBCに問い詰めたい。・・・とか言いながら、わざわざアニメGIFにしてすみませんw
モルガーナ「あの、何か食べ物を・・・」 タイミングwwww マーリンはネズミシチューを分ける気満々の笑顔でしたが、この後どうなったんでしょうw
ガイアス「チキンみたいな味がするそうじゃよ」
マーリン「・・・チキンとはほど遠いです」
ガイアス「ポークかもしれん」
マジメな顔してカブトムシを食べてみる師匠と弟子。なべてキャメロットはつつがなし。
うーん、これ見てると、志村けんの貧乏コントと比較の上でのとんねるずの貧乏コントを思い出します。しむけんの貧乏コントの救いのない悲惨さ*1に対し、とんねるずの場合、ビンボーはファンタジー*2お前らビンボーしたことないだろ、ビンボーナメてんのか、みたいなw どちらのコントも大好きでしたv
相変わらず甲冑が似合うアーサー。最後の試練の迷路へ。
「一人で行く。お前は民を守れ」と言われたのに、やっぱり着いてきちゃった忠犬マーリン。でも助けに来たはずが、バッチリ捕獲されてます。もちろんここまで白い人は計算済み。マーリンの存在自体が最後の試練になります。
二つのゴブレットのうちどちらかが毒薬、もう一方は無害。二人がそれぞれどちらかのゴブレットを飲み干さなければいけない。
「僕が先に飲みます」と言って聞かないマーリンと、それを許さないアーサー。
アーサー「お前が来てくれてよかった」 何どさくさにまぎれて、しれっと告白してるんですか、アーサーさん?
マーリン「分かった!二つのゴブレットの中身を一つに入れて、それを飲めばいいんです!」
アーサー「お前は思ったより賢ようだな」
マーリン「ホメてるんですか?」 命の懸ってる所で痴話げんかしないでください。
「ダメです、アーサー!」「俺がお前の言う事を聞いた事なんかあるか」 ジャイアンの男気の方が早かった!
いつの間にこんなに信頼し、お互いを大事に思うようになったんでしょうか。うう、泣けてきます。
倒れるアーサー。友を助けるために命を投げ出した心の尊さが、キャメロットを救いました。
毒薬は実は睡眠薬。しかし、どんだけ速効性w(それ言っちゃダメ!)
ホッとしたマーリン。一話に一回くらいずつある「うっかりマーリンが美形に見える瞬間」。
さーて、来週のマーリンさんは?
第12回のファンタジー要素はハリポタでおなじみ「賢者の石」。中世に大流行した錬金術(物質の本質を突きとめる学問。ある意味、科学の基のモト?狭義では卑金属を魔術・実験で金に変えること)のアイテム。つまり、新たな魔術師が登場します。
おまけ
ブラックアダー 4シリーズ目。若い時のヒュー・ローリーが、ハウス先生と真逆な超素直なおぼっちゃま役で死ぬほど可愛いです。コメディとしても、ドラマとしても傑作。「史上最高の最終回」と言われたほどの出来なので、未見の方はぜひ見てみてくださいv