リトル・ドリット第5回

偶然CSをつけたら丁度始まった所。いきなり第5回から見てしまったのですが、数多い登場人物同士の関係も主人公家族の過去もすぐに分かって、無事に追いつく事が出来ました。かといって、ありきたりな展開というわけでもなく、内容は面白いので、すごい脚本・・・と思ったら、コリン・ファースの「高慢と偏見」を書いたアンドリュー・デイヴィスだったんですね。なるほど!時代劇は沢山手がけていてお手の物ですよね。

BBCディケンズのドラマ化作品は、どれを見てもつい引き込まれる魅力があって、いつも驚かされます。けなげな主人公と苛酷な環境、謎めいていてテンポの速い展開にプラスして、どこかにゴシック趣味的な暗黒面*1が少しだけスパイスとして描かれている所が、好きな理由なのかも。

リトル・ドリットには取り立ててご贔屓俳優さんは出ていませんが、やはりストーリーは面白いし、第5回は一家がグランド・ツアーに出かけた所でイタリアの映像は綺麗だし、アンディ・サーキスの怪演が気になるので、感想を書くかどうかは別として、また次も見ちゃいそうです。

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*1:大いなる遺産の心を病んだ老貴婦人、今作の不気味なフランス人リゴーの造形etc