「ロックンローラ」鑑賞

ガイ・リッチー監督・脚本。ジェラルド・バトラー主演。トム・ウィルキンソンタンディ・ニュートンマーク・ストロングイドリス・エルバトム・ハーディ共演。
BBCの現代版シャーロックことベネディクト・カンバーバッチが過去に出演していた映画"Stuart: A Life Backwards"に主演していたトム・ハーディの出演作。コメント欄でピムリ子さんがオススメして下さいましたv

もうひたすらにトム・ハーディの愛くるしさとタンディ・ニュートンさまの美しさを愛でる映画でした。この意味では☆☆☆☆☆でも足りないくらい。・・・ていうか、タンディさま豊胸した?(こら!)

ビフォア             アフター

マーク・ストロングめっちゃ男前。tall,dark,handsomeってこの人のためにある言葉じゃなかろうかと(絶賛)。スターダストでしか見た事がなかったので、コメンタリー聞くまで、実はズラだったと気が付きませんでしたw もちろんハゲてても男前。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズでおなじみの「チンピラグループが地元のヤクザに借りを作ってしまって、そこへ第三者の思惑も絡んで大騒動」という展開。折角の込み入ったプロットも、ガイ・リッチーのみならずタンランティーノで既視感がある事と(「おとな」なら黙ってるべきなんでしょーかw)、タイトルにもなっている「ロックンローラ」があまり感情移入できない人物だったせいもあり、ストーリーや演出は、ロック、ストック・・・の方が面白かったです。ロック・・・にはスティーヴン・マッキントッシュ大麻農場で一番偉そうにしていた、ヒョロっとした兄ちゃん)がいたから、大幅加点というのもありますが(こら)。

折角イドリス・エルバとジェリー・バトラーという押し出しの良い男前二人が並んでいるのに、あんまりカッコよさが生かされていなかったのがモッタイナイ。でも、イケメンをあえてカッコ悪く撮るのが狙いのようなので、しょうがないのかな。
特に、ジェリー演じるOne Twoは「イケメンで図体デカくて優しくてイイ奴だけど、ちょっと抜けてる」からこそ、ハンサムボブも「もう、One Twoの鈍感☆!」みたいな感じで、あれほど恋焦がれてしまった気がw イドリス・エルバ演じるマンブルズも、きっとガチムチ好きなゲイから見ればかなりhotなんじゃないかと思うんですが「カッコよくて頭もそこそこ切れて勘もいい奴」なので、ハンサムボブもそれほど惹かれなかった?ようです。多分ボブがOne Twoに日頃からウットリしすぎなので、マンブルズが先に気づいちゃったなんじゃないかという予想w もしマンブルズもボブのタイプだったら、マンブルズもあんなに余裕ぶっこいてはいないですよねw そしてボブにとってはハーレム・・・ははは・・・。


チンピラ仲間(売人)なのに、いつもお洒落にスーツでカッチリ固めてるクッキー役のマット・キングもいい味出してて目立ってました。

なんといっても、ハンサムボブからOne Twoへの告白シーンと、One Twoが結局ホダされちゃって、5年の懲役食らう前に、ハンサムボブの「最後のお願い」を叶えてしまうシーンが最高に笑えましたw 幸せそうなボブが可愛くて可愛くてv ネタバレなので画像は自粛します。

あと、One Twoがマンブルズに「ハンサムボブに昨日・・・」と話し始めた途端、マンブルズから「ホモなんだろ。お前以外皆知ってるよ」と返されるシーンも爆笑w ハンサムボブがゲイ(というかバイ)だったと知っていても、全く変わらずに友達でい続けた事が分かって、心の中まで男前なマンブルズ@イドリスがカコヨスvでした。
しかし、ガイ・リッチーってなんでこの手のギャグがこんなに好きなんでしょうか? コメンタリーによれば、最初はハンサムボブはストレートで、告白シーンは単なる冗談だったようですが、ジェリーのアイディアで本気で好きだったという設定に変えたそうです。あ、この手が好きなのはジェリーの方?(こら)。色々ウワサがあるのに、無防備なお方です・・・w

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