True Blood第7話鑑賞

ようやく録画見られました。のっけから全裸の主人公カップルの絡みで始まる「らしい」展開。そして今週のハイライトは「悪魔祓い」。そうです。シリキさんすみません、悪魔祓いは悪魔祓いでした!!w 以下ネタバレです

今週のハイライト:悪魔祓い

「私は信心深いからこそ悪魔に付け込まれた」と主張するタラちゃんのお母さん(サザエさんではない)。御祈祷代が445ドル。そんなに出したら破産しちゃうわよ!と娘のタラに叱られていたので、一瞬ケタを聞き間違えたのかと思いました。考えてみたら、子供二人が小さな頃から母親はアル中で、父親はいない。ずっとかつかつの生活をして何とか生きてきたんですね。タラのへそくりの隠し場所が、ブリロの箱の底、というのがとてもアメリカらしいなあと思ってしまいました。ダンサーインザダークのお菓子の缶に貯め込んだ手術代をふと思い出しました。

母親の悪魔は退散したのに、まだ悪魔がいるという祈祷師。すわ「実は母親は666匹の悪魔に取り付かれている」とか言い出すのかと思ってしまいましたが、実はタラの口の悪さの原因が悪魔なのだと。いや、そりゃ性格ってもんなんじゃ。タラは口は悪いけど性根はとても優しい子なので、あとちょっと素直になればいいだけ。いつもニコニコ、減らず口一つ叩かない子になってしまったら、それこそタラちゃんになってしまいますよ。

Relationships

ビルはスーキーのトラウマの原因である叔父を殺害。スーキーへの愛の深さは分かるけれど、だからって抵抗できない障害者の老人を殺してしまうのはどうなんだ。しかもトラウマの原因になったとはいえ、性犯罪については未遂なのだし。吸血鬼になってしまうと、人間とは倫理観が変わっていってしまうのかな。

サムとタラは一歩距離を縮め始めたみたいですね。サムはいい人なんだろうけど、どうも好きになれない・・・のですが、サムと付き合う事でタラの人格のトゲトゲした部分が少しずつ丸くなってきているので、タラのためにはこのままがいいのかな?

ジェイソンの新しいお相手は、40年遅れでヒッピーのニューエイジ思想に心酔したような女の子。Vとアスピリンを混ぜてコカインのように鼻から摂取していましたが、ひょっとしてあれは単に赤いインクとコカインだったんじゃないかと思ってしまいました。うーん、どうなんでしょう。それにしてもジェイソンがまともな女の子と付き合う日は来るんでしょーかw タラの初恋が実ってほしいのですが、今のところジェイソンはタラに見合う男ではないですよね。

放送コードの不思議

心底どうでもいい事なんですが、これだけあけすけに絡みシーンを描いているのに、男性も女性も不自然なまでにfull frontalが絶対に映らない、なんだかもう笑える域に達していますw 役者は明らかに全裸なのに、女性の体の一部や他の物を使って隠すやり方が、昔のポルノ映画を彷彿とさせるというか、オースティン・パワーズばりというかw。

イギリスのドラマだと絡みの描き方はここまで大胆じゃなくても、この展開なら7話までに少なくとも3回くらいはfull frontalが映っていそうなので、放送コードの違いを感じました。いや、どっちがいいってもんでもないんですが。たしかイギリスでは、勃起してなければ映してOKという、非常に大らかな放送コード。アメリカではネットワークでは映せないオシリやオッパイも、BBCではまったく問題なし。リアリティの問題なのでしょうか。

きょうのエリック・ザ・バイキングさん

お客に声を掛けられてもしばらく気が付かないほど、ブラックベリーでひたすらメールするエリックさま。女子高生か! あんなに一生懸命に誰にメールしてたんでしょう。ひょっとしてゲームでもしてたのでしょーか。折角今週はエリック登場!と聞いていたのに、出番が数十秒でちと残念でした。今後に期待!です。

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