トゥルー・ブラッド原作者インタビュー 

南さんにコメントで教えて頂いた、「ドラマのトゥルー・ブラッドと原作では、ビルとエリックとスーキーの関係の描き方がかなり違う」事にびっくり。ロングシャドウからスーキーを助けたのはビルじゃなくて、エリックだったとは!!全裸で走り回ってるwサムの描写もちょっこし?な所があるようで。ここまで変えてしまうと、原作者はドラマの事をどう思っているのでしょうか。原作者のインタヴューを見つけたので、テレビ版に関しての質問だけご紹介します。

尚、リンク先のソースの記事では、シーズン2,3について重大なネタバレがあります。わたくしも読んでびっくりしてしまいましたwので、シーズン1しか見ていない方は、なるべくクリックしないで下さいねー。


Tru Bloodを片手にニッコリvのシャーレイン・ハリス先生

以下DOはインタヴュアーのドーン・オルセンさんのイニシャル、CHはシャーレイン・ハリスさんのイニシャルです。引用している部分には、ネタバレはありません。

DO: ドラマ版にはどの程度参加していらっしゃいますか?ショー・クリエイター*1のアラン・ボールさんと何らかのコラボレーションをする事もあるのでしょうか?
CH: 全然。テレビは彼の仕事。小説が私の仕事。彼が小説に対してアドバイスをするような事もありませんよ、念のため。

DO: トゥルー・ブラッドのクリエイター アラン・ボールさんは、原作のストーリーラインから逸脱する事がよくあります。テレビではまだ紹介されていない展開で、テレビでやってほしいと思うシーンや人間関係はありますか?
CH: ありませんね。彼が何をするのか、ただ見守っているだけ。アランは全く予測がつかないのよ!

DO: 主要キャラクターのキャスティングには、あなたの意見も入っているのでしょうか?小説を書いている時は、テレビ版のキャラクターとして見えていますか?アナ・パキンが、あなたにとってのスーキー・スタックハウスですか?スティーヴン・モイヤーがビルで、その他のキャラクターについては?テレビ版で、最もあなたの創造した通りのイメージを体現しているキャラクターは誰ですか?

CH: アランはキャスティングに関して天才ですけど、私は違いますので、アランに任せています。私はこのシリーズを書いて10年になりますから、当然 頭の中にキャラクターのイメージがかなりしっかりとありますけど、それはテレビ版で見る俳優たちではないですね。でもクリスティン・バウアーはパム(のイメージ)にそっくりだし、クリス・バウアーも本当にアンディ刑事そのものです。

おお、パム姐さんとアンディが原作者のお墨付きももらいましたv

まとめ

原作者は、ドラマ版の脚本にも、ストーリーの展開にも一切関与していない。
原作者は、ドラマがどれだけ原作から離れても、小説とドラマは別物と割り切っている様子。

結論としては・・・原作者の先生の受け止め方は大人!!でした。

Wikipediaによれば、シーズン2,3は、シーズン1以上に原作から離れて行っているようなので、ファンフォーラムに行ったら別の意見も出てくるかもしれませんが、これだけ視聴者数が好調な事を考えると(シーズン1プレミアが180万人で、シーズン2では2倍に増えて、シーズン3最終回は540万人で3倍に)、ファンもドラマと原作は別物として楽しんでるのかな?と思います。


にほんブログ村 テレビブログ 海外ドラマへ

*1:企画・プロデューサー、ディレクター、脚本を兼ねている