True Blood第12話（終）鑑賞 - 海外てれび日記

ついにシーズン1最終回！えええ？！と思う展開もあれば、あーやっぱり〜！な展開も。クリフハンガーだとは聞いていましたが、確かに予想外の結末！そして相変わらずシリアスなのに笑い所盛り沢山。なんだか整理が付きませんが、とりあえず感想をば。

以下ネタバレですったらネタバレです。しょっぱなからシーズン1を通して描かれた「ボンタン連続殺人事件」の犯人をバラしているので、未見の方は読んじゃダメですよ。（＊豚さんはネタバレには関係ありません）

犯人はやっぱり・・・。

悪魔払いに続いて、シリキさん大正解！！　なんというか、この人じゃないといいなーと思う人が、犯人でありましたorz
アーリーンの子供をスーキーとビルがベビーシッターした時に、レネは「いつかスーキーとビルも結婚できるようになるといいね」と言っていたので、吸血鬼に偏見がないのかなーと思っていたのですが。実際は吸血鬼と付き合う牙フリークに対して非常に嫌悪感をつのらせていたようです。ジェイソンの周りにいる女性だから殺したのではなくて、たまたまジェイソンの周りいる女性に牙フリークがいたので殺していた模様。そういえば、エミリーが殺される前に、ジェイソンはレネに彼女がVドラッグ中毒だと相談していたんですよね。
レネはいい人だと思い込んでいたので、私もアーリーン同様、男性を見る目がないようです、とほほ〜。でもアーリーンには早くも次の旦那さん候補が。テリーはずっとアーリーンの事が好きでしたものね。戦争のPTSDがちょっこし気になるものの、テリーはとても優しい人。アーリーン・・・6回目でしたっけ？！今度こそ幸せになってねー！

わんわん捕物帖

連続殺人事件犯人とスーキーが、ついに正面対決。白昼たった一人で墓場で殺人鬼と対峙する、か弱い（かどうか、ちょっと疑問になり始めた）ヒロイン！そこへ勇敢に現れたのは・・・わんこ　でしたｗｗｗｗｗ　ああもう、ヒロイン絶体絶命のシーンなのに、なんでしょう、この和み方！　でもわんこは、犯人に殴られて気絶し、サムの姿に戻っちゃう（犬を叩いたり蹴ったりしちゃダメ！って、蹴られてるのはどう見てもぬいぐるみ！さすが動物愛護の国アメリカ！そんな事言ってる場合か！）。その頃、スーキーの危機を察知したビルは、昼間なのにスーキー救出へ！太陽の光で、全身が真っ黒に焼け焦げても駆けつけてくれた上に「助けられなくて、ごめん」と謝る（涙）ビルの自己犠牲にスーキーは感動。ようやくここ数日のわだかまりも解けたようです。・・・って、ここまでになる前に分かってあげて、スーキー＞＜

全身に大やけどを負った恋敵のビルをお姫様だっこし、日の当らない所へ移動してくれるサム。いいやつです・・・全裸だけど。ちょうど空いていた墓穴にビルを避難させ、土をかぶせて日光を遮断します。ビルはもう助からないと思って泣きじゃくるスーキー。複雑な気持ちで見守るサム。全裸だけど。・・・すみません、シリアスなシーンなのに・・・何だかもう大爆笑でしたｗ（こら）

タラとサムと豚おねえさん（という童話はありません）

タラを引き取った「自称：慈善事業家」のマリアンは、怪しさぷんぷん。スポーツカーを乗り回し、豪邸に住んで、朝食には銀器を使う贅沢ぶり。しかも使用人は、こっそりとタラの携帯からサムが心配して残した留守電を削除。マリアンはタラの幸せを思ってだとか上手い事言って、タラを家に帰さず自分の所に引き留めていますが、その理由はサムだったんですね。どうやらマリアンも変身人間だった模様。バーのオーナーとしてほどほどの成功で満足しているサムとは違って、マリアンは変身を悪用して途轍もない荒稼ぎしているのかもしれません。そして、普通の人間からも変身人間からも逃げて正体を隠しているサムを、捜していたようです。タラはサムと関係を持ったことから目を付けた、いわば人質。　真相を知らないタラちゃんは、マリアン邸に保護されている？と称している、「癒しのフォークギターを奏でるイケメン黒人（ヒップホップじゃない所がミソ）」にちょっこしドキドキしてみたり。一応ちゃんとマーロッテのお仕事は続けているし、すっかりお洒落にゴージャスになったし、マリアンに感化されて、物の見方が少し大人になったようですが、今のままでは軟禁状態。シーズン2ではどうなるのでしょうか。吸血鬼はちょっと一段落したから、変身人間同士の物語になっていくのかな。

ジェイソンと太陽教団

はあーーーーー。ジェイソン、きみはいいやつだ。いいやつなんだけど、なぜそこまで・・・（みなまで言うまい）orz　シーズン1にして、この迷いっ子ぶり。これから先のシーズンで、きみは一体どれくらい道に迷ったり、怪物（みたいな彼女）にとりつかれたりするんだろう・・・。もう怖いもの見たいさで追いかけて行きますですｗ　いつかこの一人で牧場に帰れない羊くんをちゃんと正しく導いてくれる羊飼いさんor牧羊犬は現れるのでしょうか。あ、わんこならいますね・・・オスだけどｗ　

ともあれ、オジさん吸血鬼エディが嬉しそうに見ていた番組に出ていた、イケメン伝道師が、bej0ec00lさんのおっしゃる通り再登場！でした。まさか最終回で現れるとは〜！なんというか、There Will be Bloodの伝道師並みのいかがわしさが全開。ジェイソン、早くカルトから立ち直ってね・・・。しかし、ボンタンって保守的なコミュニティの割に、教会というか牧師さんの影響力が弱いような・・・。ああでも、テレビ説法してるくらいだから、このキリスト教を騙ったカルト教団には、かなり大きな支持母体と資金源があるようですね。・・・ブッシュ前大統領が大好きな福音書派だったりして（こら！）

スーキーとビルとクリフハンガー

犯人発覚からほどなくして、スーキーを訪ねてきたのは・・・ビルでした！すっかり元通り。トゥルーブラッドの世界では、日光すら吸血鬼に致命傷じゃないんですね。サムがすぐに応急処置してくれたから助かった、のかな。スーキーはレネから全身を殴る蹴るの暴行を受けていたので、目の周りにだけでなく全身にアザ。早く治るようにと、自分の血を飲ませようとしてくれるビル。どこまでも自己犠牲の人（吸血鬼だけど）なのでした。終盤にかけてのエピソードで、すっかりビルに惚れ直してしまいましたよんｖ　しかし噂のクリフハンガーが、主人公カップルと全然関係なくてびっくり。まさかラファイエット姐さんの行方知れずの方だったとは。スーキーの家に来る前に「血を吸ってきた」とビルが言っていたので、ビルはラファイエットがVドラッグを売りさばいてるのに気が付いて、ちょっとお仕置きしたのかな？と思ってしまいましたが、どうなんでしょう？？そしてあのペディキュアの主は・・・たぶんラファイエットじゃないorラファイエットはしぶとく生き残ってるに、はらたいさんに5000点。

放蕩娘の帰還、あるいは吸血鬼のファッションについて

タータンチェックのプリーツのミニスカートに厚化粧って、なんだかアメリカのアイドルの定型を皮肉ったような姿で戻ってきた「ビルの娘」ジェシカ。エリックとパムのドＳコンビにすら手に負えないのだから、よっぽどなんですね・・・。折角スーキーとささやかなパーティーをするはずだったのに、あの後うるさい娘をどうしたのか・・・考えるだけでちょっとカワイソウ。
どうでもいい事なんですが、パム姐さんってファングテイジアにいる時は、バリバリのボンデージファッションで超セクシーですが、私服はPTAで「ザーマス」とか言ってそうな、とってもお上品なコンサバファッション。先週のジェシカ土埋めに付き合ってる時（というかハイヒールで蹴っ飛ばして墓穴に放りこんでましたねｗ）も、たしかベージュのAラインの上品ワンピ。今回は淡いブルーのシャネル風スーツに、カッチリしたハンドバッグ。ひょっとして、亡くなった時は1950年代の人だったのかしら・・・って、そんな若輩者じゃ、南北戦争に従軍したビルに向かって、こんな大きな顔してるわけないですよね。なんとなくファッションのギャップが面白かったので、シーズン2でも是非気を付けてみてみたいと思いますｖ

って、折角の最終回のシメが、CLASSYにでも載ってそうなコンサバファッションの話で終わってしまいました。いいのでしょーかｗ　ともあれ、この終わり方は「全然終わってない」ので、何だかもう製作陣からの潔いまでの「何が何でもシーズン2作るから！！絶対見てね！！！」というメッセージを受け取って終わってしまいました。答えは一つしかないですよね。ハイ、シーズン2、絶対見ます！！　というわけで、LaLa TVさん、トゥルーブラッド　シーズン2の早期放送・・・ひとつ宜しくお願い致しますｖ