デンマークのカルトヒット映画"Pusher"のリメイクに、リチャード・コイルとアギネス・ディーンが出演

2011年から2012年にかけて、立て続けに映画のスケジュールが入っているリチャード・コイル。ただし、出演したのはマドンナ監督作品→巨大イカホラー映画→ゾンビホラー映画→デンマークのバイオレンス映画のリメイク(←今ココ)。・・・リチャード、きみはどこに行きたいんだ。タチの悪い親戚の借金でも肩代わりしてるのか?

IMDbには役名が記載されていませんが、おそらくリチャード・コイルは主役の借金を背負って逃げ回るドラッグディーラー役で、アギネス・ディーンが主役の愛人役なのでは。・・・えーん、こんな誰だってあらすじ読めば悲惨な殺され方をするのが予想できるキャラクター(こら)を演じている暇があったら、早く「ディディエ」のリメイクにでも出るんだ!(違) すみません、オリジナルを見ていないので、悲惨な殺され方云々は単なる私の推測です。ハズレている事を祈りますわ。

オリジナルのデンマーク映画"Pusher"は、これが監督・脚本デビュー作のニコラス・ワインディング・レフン Nicolas Winding Refn の作品。主人公の友人役にマッツ・ミケルセンが出演してパート3まで作られたほど、カルトな人気を誇る作品のようです。レフン監督は、トム・ハーディの「ブロンソン」や、マッツさんと再タッグの「ヴァルハラ・ライジング」を監督した後、ライアン・ゴズリング主演、キャリー・マリガン、クリスティーナ・ヘンドリックス共演のDriveを監督し、今年のカンヌ映画祭で上映予定。

リチャード・コイル版は、舞台をコペンハーゲンからロンドンに移し、監督はスペイン出身のLuis Prietoが務める模様。共演は他に、Mem Ferda、Neil Maskell、Paul Kaye、オリジナルの3部作に同名のMilo役で出ているZlatko Buricなど。