魔術師マーリン


マーリンはまだ子供で、アーサーはDQNボンボンで、湖の乙女がウーサーとアーサーの命を付け狙って、グウィネヴィアはモルガンの侍女で黒人で、ランスロットがラテン系美男だけど庶民?

あまりにも大胆な改変っぷりが気になって、本国版でシーズン1を一気見してしまいました。
このドラマでアーサー王に初めて出会う子供は、大変なトンデモ知識を植え付けられちゃうわけですが、それを歴史ドラマの名手BBCがやるのだから、大いなる意思があるハズ?子供たちが後にブルフィンチやキャクストン版本を読んで「思てたんと違うー!」とビックリするのをニラニラして待ってる大人たちがいっぱいBBCにw いや、それが目的ではなくって。

最終話の原題を見て、つくづく本気でアーサー王物語を知りつくした人が、あえてこうやっているんだという心意気を受け止めました。ホントに面白いです。BBCがここまで改変した目的はまた改めて。今日のBSの放送は「二人の宮廷医師」はグリーン・ウィングのジュリアンがゲスト出演なので楽しみです。