ルイス警部#5「芸術のいたずら」

ようやく見られました!って、最新は#6なのに、まだ5話ですみません。そして、残念ながら#1〜4は録画しそびれてしまいました・・・。(うちは銀河HDしか見られないらしいんですが、間違えて普通の銀河チャンネルを予約しようとしていたようです。あほすぎるorz) ただ、かろうじてメイキング「ルイス警部の裏側」は見ていたので、すんなり内容に入っていく事ができました。ビリー・パイパーのイケメンダンナことローレンス・フォックスが神学科出身の堅物刑事役と聞いて、イメージと違うかも?と思ったら、やんちゃそうな素顔がいっぱい映っていて安心しましたw

さて、今回は#5となっているけど、シリーズ2の第一話なんですね。原語のサブタイトルはAnd The Moonbeams Kiss The Sea 切なくて美しいシェリーの詩の一節。はい、さすがに覚えました・・・。

主人公の正反対コンビ?ルイスとハザウェイの魅力もさることながら、一話限りのゲストキャラクターたちの作り込みがとても丁寧で、ストーリーもシェリーの詩が通奏低音となって、点と点を結んで行き、芸術とは何か(模倣か創造か)という談義までもが殺人捜査の重要なカギとなる、という脚本の巧みさに感服してしまいました。

そしてなんといっても、オックスフォードの町の美しさ! インテリアも素敵で、スノッブな大学教授の家はもちろん、芸大生たちがシェアする一風変わったインテリアの家も見ていて飽きませんでした。日本のドラマは、ストーリーは面白くても、インテリアや景観が美しくなくて、見るのが億劫になってきてしまうことがしばしば。ルイスは音楽も美しいし、台詞も無駄はないけど遊び心があって、目にも耳にも楽しいドラマでした。川面の情景や、ルイスとハザウェイが歩くちょっとした小路や庭のあまりの美しさに、殺人事件の話なのに、何故か見終わるとリラックスしているという(こら)、不思議な体験をしました・・・w

はるはるさんに、イギリスの「相棒」と呼ばれる事もあるらしいと教えて頂いたのですが、「相棒」大好きの私から見ても・・・「相棒」よりルイスの方が面白いです!!(こらw) 

ところで、1〜4では、ハザウェイはもう少し堅物だったのでしょうか?今回見た限りでは、結構表情も豊かで、ちょっとしたしぐさが、メイキングで見た素のローレンス・フォックスに近い気がv(背が高すぎて猫背、ポケットに両手をつっこむ、head/computerでくたびれてパソコンに頭をうずめるw etc) 

ルイスともコンビらしさが端々から伝わってきて、被疑者に話を聞く時、被疑者を挟んで3人並んでストンと座るシーンが何度かあるのですが、ルイスとハザウェイの息がぴったりあっていて、パートナーシップがちゃんと出来上がってるんだなあ、と思ってしまいました。って、第一話からこんな感じだったらスミマセン。

それにしても、二人とも、被疑者に対してとてもジェントルですよね。被疑者に「どっちが怖い刑事さんで、どっちが優しい刑事さん?」と聞かれて、ルイスが「安心しろ。きみはツイている。二人とも優しい刑事だよ」と言った時、そうだねーと思わずうなずいちゃいました(←バカw)。時代が違うとはいえ、Life on Marsのジーン・ハントとは正反対の刑事さんたちでした。ジーンはジーンで、あの時代の人にしか言えない本音炸裂で爽快!ですがv

チャネル銀河のウェブサイトで見る限り、#6以降の放送予定がないみたい?なのですが、ちゃんとシリーズ4まで完走してくれる・・・んですよね? 名作だなあと思うので、是非最後まで見たい!です。12月以降も放送してくれますように!!

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